円高の驚異4 根強い円高亡国論

2000年は円高は続いた。
製造業の円に対する反応は着実に高まり、日銀短観でも、ドル円が104円台であれば、売上高や利益の増加は期待できるとあった。
100円の円高には応えられないかもしれないが、100円休憩には徹底的な防御戦があるはずの声が多いようだ。

円は好調に推移しているため、過去1年間で景気は着実に改善していた。
円高の懸念から輸出がほとんど減速していない。
アメリカへの輸出は、期待以上の相手側の国の成果により増加したが、円高と競争力の強いアジア諸国は経済がよくなり、その国への輸出も増加していた。
高い原油価格の中で、日本はインフレから隔離されており、安定した価格の状態だった。
一部の人々はこの状況をデフレと言うが、消費者の視点から見ると、円高の高い購買力を利用して、安い商品をアジア近隣諸国から購入できるというメリットがある。

外国人は状況を楽観していたようだ。
この高い円高の一つの理由は、外国人の投資が日本の株式に向かうなどと指摘されていた。
日本が円高により台無しになると、日本株などに投資することはありえない。
日本銀行も楽観的だった。
円高によるデフレの発言は急激に減少した。
政策決定会議の議事録でも、委員会の懸念が減っていることがわかる。
日銀短観でも、会社の平均期待利回りは約104円だが、より高い販売とより高い利益のがあると言われた。
日本の株式市場でも、円高の悪影響は減速している。
日本の円高の否定的な理論が徐々に減速していると思われる。

日本政府とメディアは、円高の懸念を唱えていた。
輸出業者などにはいくつかの苦難があるが、日本の片側だけに焦点を当てた政策とマスコミはおかしい。

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