私は昔から消しゴムはんこを作るのが好きで、過去にはあんなはんこやこんなはんこを作っては一人でニヤニヤしていました。最近は作らなくなってしまいましたが、このサイトを少しでも一般の方に知ってもらおうと、この「消しゴムはんこ講座」をすることにしました。
ご用意いただくもの
消しゴム
これがないと何も始まらない。
では、どんな消しゴムがハンコ作りに適しているかというと、私の個人的な判断では
彫りやすい(硬すぎたり、ムチムチしていて彫りにくい消しゴムもある)
(消しゴムの中には、硬すぎたりして彫刻できないものもある。) ・下書きができ、ペンを入れることができます。
(普通の長方形の消しゴムが一番いい。(普通の長方形が良い。 臭いのはダメ)
彫刻刀
(グリップを正確に調整できないと、ナイフが間違った方向に飛んでいってしまいる)。
私の場合、墨汁ナイフ(切り出し)しか使いません。
小さくて使いやすいので、とても便利だ。
ボールペン・鉛筆
下書きやペン入れに使っている。ペン先が細すぎないペンがベストだ。
朱肉や印鑑用のインク。
自分の血がないからといって代用しないこと。
刻印するもの
さあ、今度こそ彫り上げよう。
作業を開始しましょう。
まず、製図用の枠線を引きます。消しゴムにそって描きます。枠線の中で、原画を写していきます。このあたりで、自分の人生を少し考えてみる。ここで一点。下書きに消しゴムをしっかり押し当てると、絵が転写されます。これは便利だ。
消しゴムの中にペンを入れる。影の部分も描いておきます。続いて、彫り込みます。彫るときのポイントは、なるべくナイフではなく、消しゴムを動かすことだ。
目や汗などの細かい部分は、刃を浅く研ぎ、消しゴムを回転させるとよいだろう。最小限の彫り方でハンコを作る3mm切れば、消しゴムを彫ることができます。
なにはともあれ、完成したら
出来上がったものにテストスタンプを押す。全体的にまだ粗いので、仕上げに入る。何度か削ってプレスして、さらに何度か削ってプレスして、いい状態に仕上げていきます。汗を見るとどんな感じかわかると思いる。
仕上がった状態
暑中見舞いに押したらとても素敵かもしれないね。(出来上がりに責任は持たないが)。