ABXテストでは、1と2の違いをあなたができるかどうかを客観的に測定する方法で、音質の優劣を測定する方法ではない。
だが、私たちが知りたいのは、どっちのの音質が優れているである事が多い。
ABC/HRテスで点数を付け音質の主観的優劣を測定することができる。
当然、その数値は、個人のものであり、あなたの好みがあり、他の人は、別ののスコアを付けるかもしれない。
にもかかわらず、ABXテストABC/HRのテストは大切である。

第一の理由として、すでに強調したようにABXとABC/HRによってプラシーを確実に排除できるのは大切である。
ABXテストは、単音同士を、あなたが鑑別できるかどうかだけを判断するためでプラシーボが入る余地がない。
あなたが1のほうが2より良い音と信じていたとしても、1と2を鑑別しなければ、あなたにとってどちらの音もの音質は同等のものである。
ABC/HRテスト聞いて比較し差が明確の場合、自分が普段いいと思うものに高い点数を付けている可能性が高い。
だが、実際には鑑別することができないのに、自分が好むと考えていることに高い点数を付けたしまうのは防止することができる。

第二の理由として、元の音源test.wav2つの方法で圧縮し、そのファイル名を1.mp3、2.mp3とするとき、2つの音の音質の優劣をどのように判断すればいいのか？最終的には好みの問題になってしまうが、ABXテストをしてみると、そのプロセスでは、音の優劣が明確に付ける場合がかなりあることを発見した。
この点は、個人的にどのような圧縮方式が優れているかどうかを研究する場合に大切である。
このような状況では次の3つの比較をABXテストする。
圧縮されたA.mp3圧縮する前のtest.wav
圧縮されたB.mp3圧縮する前のtest.wav
圧縮されたA.mp3と圧縮されたB.mp3

もしあなたが1と2を鑑別しなければ、AとBの音質はあなたにとって同じだということだ。
もしあなたが1とテスト用音声の区分できなければ、あなたに1の音質は圧縮する前の音声の音質と同等になる。
しかし、1とテスト用音声の鑑別に成功した場合は、最低でもあなたには2より1が音質が良いと判断するしかない。
圧縮技術の目的は、圧縮する前の音と鑑別することが不可能な音をより軽いファイルサイズで達成するものである。
3つのABXテストの両方で差別化に成功したときだけ、両ファイルの優劣の決定にあなたの嗜好が入る余地が出てくる。

だが、あなたは2つの圧縮された音と圧縮する前の音を何度か聞いていて、1と圧縮する前の音の差と2と圧縮する前の音の差がどのくらいなのか、両方の音がどのように差があるのかをよく知っているだろう。
ABXテストで鑑別に成功するためには、どこがどのように異なるのかを確実に認識する事が必須である。
「なんとなく差があると思う」だけではABXテストによる鑑別に失敗する。
ABXテストでは、音質のささいな違いを確実に認識されるという優れた利点がある。

もし、その場合2の音より1の音が圧縮する前の音に近い場合は、1の方が2より音質が良い。
上記の解説を読めば、ABXテストを十分に行ってから両ファイルの差について話をする人と、何も、せず、差について話している人は、信頼性が全く異なっていることが明白である。
音質の差に本当に興味がある人は、積極的にABXテストをするものである。
実際に音質に興味がないが偉そうな発言を続けたい人はABXテストを拒否間違いない。