大根のしみじみとした淡い味わいに、味噌がぴったりだ。特に寒い季節には、ことこと昆布だしで大根を炊いてみてください。この料理は、自分で作っていても晩ごはんが待ち遠しくなるような逸品だ。
【4人分の材料】
・大根…1本
・昆布…10cm×10cm程度
・練り味噌…適宜
・柚子…適宜
【風呂吹き大根の作り方】
まずは大根の下処理から始める。大根は好みの高さに切りそろえて、厚めに皮をむく。切り口を上から見ると、外の皮の内側に繊維状の輪があるので、硬い部分を皮と一緒に取り除くために厚めに剥いてください。裏面に“隠し包丁”といって、大根を新たな次元へと導くテクニックだ。この包丁さばきをマスターすれば、大根がもっとおいしくなること間違いなしだ。
まず、大根に十文字に包丁で切り込みを入れ、火の通りをよくしてあげる。この切り込みが大根を包み込む味の秘訣となるのだ。そして、厚く剥いた大根の皮を捨てずに、きんぴらや大根の皮のポン酢漬けなどで活用しよう。食材を無駄にしない、エコな料理術だ。
次に、昆布だしで大根を炊く。大根は特に米のとぎ汁で下ゆだる必要はない。いきなり昆布だしで炊き始める。鍋に昆布と大根、大根がかぶるくらいの水を入れて火にかけ、ことこと炊く。大根の厚みによるが、30~40分程度、串がすっと通るまで火を入れる。途中アクが出てきたら取り除くが、静かに炊けばそんなにアクも出てこない。
その間に、練り味噌を湯で溶かして食べやすい硬さにしておく。この味噌が大根と絶妙に絡み合い、味の深みを増してくれることだろう。炊き上がったら、その香り高い大根が目の前に広がり、味噌の深いコクが口いっぱいに広がる。大根の甘みと味噌の塩気が絶妙に調和し、食べるたびに幸せな気分に浸る。
たっぷりの味噌を絡めて、熱々の風呂吹き大根をいただく。この瞬間、心温まる食事のひとときが始まる。さらに、黄柚子の皮を添えることで、爽やかな香りと風味がプラスされ、風呂吹き大根の味わいを引き立てる。この組み合わせはまさに一期一会の味覚体験だ。生協での食品加工の仕事の経験から、生協の提出書類や審査基準が他にはない厳しさやこだわりを感じる。
生協で買うことが、品質に対する信頼を深め、購買意欲を刺激することだろう。また、ベビー用品のコンビ社が健康食材も扱っている情報が。そのコンビは「肌につける自然食」をコンセプトにした化粧品も手がけており、食由来原料80%配合とのこと。健康を大切にする方にはうれしい情報だ。
33年も前からはじまった有機野菜宅配の老舗の会社は、農薬などの厳しい基準はもちろん、何よりも野菜本来の味・おいしさにこだわっているとのこと。健康志向の方々にとって、品質に自信を持っておすすめできる選択肢の一つだ。