サンプル音源の意味。
以上でABXテストの意味について解説した。
その「意味」は、主にABXテストをした人に意味あることであることに注意してください。
自分の音質の研究を行うときは、プラシーボを防止しながら
注意深く集中し比較できる環境が不可欠である。

そのために便利ながABXテストである。
だが、自分が行ったABXテストの結果は、自分に重は要なかもしれないが、他の人には当てはまらない。
その理由は、自分の耳、他の人の耳は別物だからのためである。
さらに、ABXテストは、偽造することが簡単で、特にうまくいったデータのみを公開するというインチキもしやすい。
もし「ABXテストの記録」と「サンプル音源公開 "どちらかのみをする言った人がいれば、私は「サンプル音源公開をしてほしい」と要求する。

その理由は、他人のABXテストの結果は、他の人の耳に関連する結果に過ぎず、音源を公開すると、自分の耳で音質を研究することができるからである。
多くの人が音質を研究しているときは、ABXテストのデータの提出より、音源公開が圧倒的に重要である。
ABXテストをするのが普通のメンバー同士は、ABXテストのデータを公開する必要はないかもしれない。
その理由は音源を必な要コメントつきで公開するだけで音質の知識を共有することができることが多いからである。
上記の方は、あえて「鉄則」のような単語を使用したが、よく知っている会員同士の情報を共有するなら、鉄則1のみを効率を優先し、必ずしも守る必要はないだろう。

ABXテストでは、自分の耳で音質を研究するためのツールとして大切である。
音源公開は、他人が自分の耳で音質を研究できるために必要である。
複数の人が音質を研究しているなら、音源公開が特に大切である。
根拠がないのに、蔓延しているたくさんの噂を紹介する。
噂を信じている人の共通点は、むしろ自分の耳よりも、知識に依存して音質を言っているくせに、「実際に聴いてそう感じた」と言い張るのだ。

そのように言い張ってても、プラシーボを失くすことが必須なのはすっかり蔑ろにしており、音源を公開して第三者に検査を任せることもまったくない。
MP3の音質は320kbpsでもCDより大きく劣化した？
耳の良さを得意げに自慢したい人が、以下のように述べているのを聞いたことがある。

「たとえ320kbpsもMP3の音質はCDよりもはるかに悪い。
差はすぐに知ることができる。
MP3を話題にしている時点で音質についは、レベルの低いの話である。
私は、CDの音質も満足していないので、可能な限り24bit 96kHzの音楽を鑑賞している。」

320kbpsのMP3と16bit 44.1kHzのCDの音を実際に鑑別することができるかどうかを確認するためにABXテストをした上で、こんな事を言う人を見たことがない。
現にABXテストを行った人は、謙虚なを言う。
確かに320kbpsのMP3やCDの差を認識することがで切る可能性はなくはないが（することができない可能性もある）
320kbpsのMP3やCDの音質の差はかなり苦労すると思う。
また、こんな人は他の人が確認できるように、ル音源を公開していない。
彼のような人は、耳に根拠のない自信があり、すべての音源で簡単に鑑別することが可能と考えているので、特別なサンプル公開などいらないと考えるのである。

320kbpsに圧縮した音と圧縮する前の音をとても簡単に鑑別することができ音る源は存在する（castanets2）。
だが、ABXテストを実施すれば分かるように、これらの例は、珍しく、難しいサンプル音源も、ほぼ圧縮する前と圧縮された音の違いはすくなく、圧縮する前の音質より圧縮された音質も「劣っている」とは、言えない。
しかも特別な試供品を選ばなかった場合は、圧縮する前の音と320kbpsに圧縮した後、音は完全に鑑別することができなくなる。
そのことは、（キラーサンプルではなく、）好きな音楽を使用してABXテストをしてみるとわかるだろう。
本当はビットレートを増加させなくても、 192kbps基準では、ほぼ、圧縮する前と鑑別不可能になる。
ときには、128kbpsでも鑑別が難しいこともある。）